院内ブログ

【お知らせ】内視鏡を導入しました!!

普段からよつばアニマルクリニックをご利用いただいている皆様、
そして古河市内やその近辺にお住いの方々に朗報です🙌🙌

とうとう当院に内視鏡が導入されました!!✨✨✨

今までは内視鏡検査を受けるために、遠い他院へご紹介したり
ご自身で内視鏡検査を受けられる病院をお探しいただいたりといった手間がございましたが
もう必要ありません😊🍀

内視鏡検査が必要と判断された場合、そのまま当院での検査が可能となりました💕

そこで今回は内視鏡検査について、詳しくご紹介したいと思います😊

実際の内視鏡

🐾どんなことに使えるの?
内視鏡は細い管の先にカメラが付いている構造です😺
口から挿入することで、消化管(食道~胃)の様子を、
肛門から挿入すれば直腸や大腸の様子を観察することができます。

カメラの先には鉗子などの器具を装着することもでき、
気になる病変があれば採取して検査することも可能です✨

そして動物病院で特に活躍するのは、異物の誤飲です😥

「何か食べたかもしれないけど、時間がたっていて吐かせられない…」

「具合が悪いけど、誤食かどうかはっきりしない…」

そんなときは内視鏡を入れて、異物の有無を直接目で見て確かめられます😊
実際に異物が確認されれば、そのまま内視鏡を用いた摘出が可能なこともあります🙌

実際の内視鏡の映像。胃の中を確認しています。

🐾メリットとデメリット
検査における利点・欠点をまとめると以下のようになります😺

【メリット】
●メスを使わずに食道や胃の中を観察することができる
●傷や痛みがなく、検査後の回復が早い
●開腹するよりも圧倒的に短時間で済む
●異変部の検査や異物の摘出も可能

【デメリット】
●麻酔は不可欠
●小腸内の観察は基本的にできない
●異物のサイズや位置、病変の状況によっては開腹が必要となるケースもある

🐾検査の流れ
一連の順序を大まかにご説明しますね🍀

①診察:問診や一般的な身体検査(視診・聴診など)により、内視鏡検査の必要性を判断します

②麻酔前検査:内視鏡は必ず麻酔下で行うため、麻酔リスクを判断するための事前検査(血液検査+胸部レントゲン)を行います。

③麻酔処置:麻酔をかけ、内視鏡を入れられる状態にします。

④検査:実際に内視鏡を挿入し、消化管の様子を観察します。必要な処置(生検や摘出など)があれば行います。

⑤覚醒:検査が終わったら、麻酔を切って目を覚まします。覚醒後は3時間ほど院内で様子を見ます。

⑥ご帰宅:覚醒後の様子に異常がなければ、当日の退院となります。

🐾お問い合わせ
内視鏡検査について詳しく知りたい方や、何かご不明点のある方は
お気軽に当院スタッフまでお尋ねください😊

🐶問い合わせ先😺
よつばアニマルクリニック
0280-33-7878

*スタッフに直接お声がけいただいても大丈夫です!