診療案内

一般診療

Genaral

予防医療について

動物病院はケガや病気を治療する所というイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、病気になってからでは治療が難しいケースも少なくありません。

健康診断や定期健診、フィラリア予防、ワクチン接種などの各種予防、ノミ・マダニ対策など、お気軽にご相談ください。

子猫 ・ 子犬の病気について

生後間もない子犬・子猫は環境の変化や感染症に弱く、成犬・成猫に比べて体調を崩しやすい子が多いです。くしゃみや鼻水が続いたり、なんとなく食欲がなくなったり下痢し始めてから、急激に体調が悪化することもあります。

ご家族として迎え入れてからは十分に体調の変化を観察し、不安なことや違和感がありましたら些細なことでもお気軽にご相談ください。

定期健診について

何も変化がないように見えても、健康診断を定期的に受けることによって隠れた病気の早期発見に繋がります。

また、健康な時に健康診断を定期的に受けるメリットとして、その子の基準(例えば、血液検査の数値等)や体の変化が分かり、ご家族である動物の体調が悪い時に改めて検査することによって、何が原因なのかが分かりやすくなります。

皮膚の症状について

頻繁に掻く、頻繁に舐める、フケが多い、赤いぶつぶつがある、不自然に毛が抜けている、口周り・目の周り・指の間・背中・お腹・内股などが赤いなど皮膚の症状は多くの種類がみられます。また、痒みは動物本人に大きなストレスを与えることがあります。
蚊・ノミ・マダニ・細菌の増殖・自己免疫の異常・食物アレルギー・アトピー・内分泌系など、多くの原因がみられます。

様子見をして皮膚の状態が悪化する前に、早期に原因を突き止め治療することが大切です。

耳の症状について

頻繁に掻く、頭を振る、床にこすりつける、悪臭がする、耳垂れがある、耳垢が目立つなどの症状があります。
アレルギー・寄生虫・構造・腫瘍・隠れた基礎疾患など複数の原因があり、これにより二次的に細菌や真菌が増殖し外耳炎を引き起こします。

慢性化したり、より重症化する前に原因を突き止め治療を進めることが大切です。

腎泌尿器系の症状について

尿がでにくい、トイレにいる時間が長い、トイレの回数が多い、尿の色が赤い、尿が多い、いつもより水を飲む量が多くなってきたなどの症状があります。
原因としては、腎臓の働きが低下、膀胱炎、尿石症、尿道の閉塞などがあります。

尿道の閉塞など疾患によっては緊急的に治療する必要があるため、様子見はせず受診することをお勧めします。

目の症状について

目がしょぼしょぼする、白目の部分が赤い、涙がいつもよりも多い、目やにがいつもより多い、目やにの色が黄~緑色、頻繁に掻く、黒目が白くなるなどの症状があります。

早急に治療を始めないと重症化し失明することもありますので、違和感を感じた時 は早期に受診することをお勧めします。

下痢 ・ 嘔吐などの消化器症状について

食べ過ぎ、空腹、誤食、膵炎、アレルギー、腸内の詰まり、隠れた基礎疾患、心因性、腫瘍性など非常に多くの原因があります。

特に、1日に何回も嘔吐や下痢がみられる場合は、脱水を伴い体調の更なる悪化のリスクもあるため早期に受診検査をお勧めします。

手術

Sergery

避妊手術について

望まない妊娠の予防や、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍など子宮卵巣に由来する病気にかかるリスクを減らします。頻繁に鳴くなどの発情期の行動を落ち着かせることがあります。

去勢手術について

精巣の腫瘍化や前立腺の炎症など精巣に由来する病気を予防します。また、マーキングや攻撃的な行動を落ち着かせることがあります。

各種一般外科手術について

様々な疾患に対して、必要に応じて外科手術を実施します。専門性の高い手術を実施する必要がある場合は、2次病院への紹介あるいは手術に特化した獣医師を招き手術する場合もあります。

各種検査

Examination

血液検査について

血球測定検査… 赤血球・赤血球濃度・ヘモグロビン・白血球・血小板などを測定します。

生化学検査… 血清中の成分を分析し、病気の判定や治療方針の決定、治療の経過観察に欠かせない検査です。

レントゲン検査について

肺などの呼吸器官、骨、心臓、各内臓器官の状態を調べるために行います。

超音波検査について

各内臓器官の状態をより詳しく調べるために行います。

眼圧測定検査について

眼圧を調べるために行います。眼圧によっては早急に治療を開始する必要がある疾患がありますので、必要に応じて受診検査をお勧めします。